就職の次は転職?

 先週、(本サイトにて度々取り上げている家電量販店の)友人の結婚式に参加しました。

 参加者には共通の友人が10人近くいて、披露宴は同窓会のような感じでもありました。近況を確かめ合ってあることに気付きました。

 新卒採用されたあと、その企業で今も働き続けている友人は一人もいないということです。

 出身大学はバラバラ(東大、中大、九大、福大など)

 元の業種もバラバラ(通信、金融、製造、小売など)

 元の職種もバラバラ(開発、営業、企画、経理など)

 こうした要因は転職とは全く関係がなさそうです。

 学生と話をすると、採用された会社で定年まで働きつづけたいという声がほとんどです。入社前の希望にあふれた状況ですから。

 ただ、入社後転職というこれまで考えもしなかった悩みがでてくるはず(?)です。

 転職したくなくても、企業の倒産M&A出向・転籍、などによって有無を言わさず環境を変えなければならないこともあります。

 今の時代、全く転職が頭によぎることなく定年を迎える人はそういないのかもしれません。

  各種データなどからも定年まで同じ企業で働き続ける人はそう多くないと感じます(以下)。

1.入社して3年まで

 以前の記事(業界と離職率について)で、入社して3年以内に辞めていく社員が3割前後いる、というデータを紹介しました。これだけ短期間での離職は、合う合わない、好き嫌い、ついていけない、という感じでしょうか。

 早めに見切りをつけた友人が2人いました。それがその後、どう転ぶかは人それぞれですから、すぐに辞めることについて是非を論じることはできません。

 <図:就職3年以内の離職率(製造業)>  

 
 (出典:厚生労働省HP http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11650000-Shokugyouanteikyokuhakenyukiroudoutaisakubu/0000177703.pdf)

2.企業の倒産、合併

 転職したくなくても、企業の倒産や合併に伴い、職を変えなくてはならないパターンも珍しくありません(企業倒産に関する過去記事:企業の倒産について)。

 組織統合に伴う遠隔地への異動が嫌で(地元から離れたくないという理由で)辞めた友人もいました。

 <企業の生存率>
 (出典:中小企業白書2011図3-1-11)

3.上昇志向

 もっと収入を得たい、キャリアチェンジしたい、などの欲求が高まった結果、辞めるというのもあると思います。

 ただ、友人たちのケースではこの理由で転職したケースは少ないと感じました。

 どちらかと言うと、やむを得ず、とか、会社に反発して転職という理由の方が多いかもしれません。

 

 ただ、いずれの友人も勝負する何か(特技・専門・経験など)を持っているので人生楽し気だったですね。

 ポイントはここかもしれません。

 どんな大企業に入社してもその先安泰という保証はありません。

 しかし、これさえ固まっていれば、そう不安に感じることもなくなるのかもしれません??

 

 最初の話に戻りますが、同じ企業で働き続けているのが一人だけいました。その日の主役(新郎)です。

 

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