楽器の特許が多い企業

 医学部であれば医者、建築科であれば建設会社、みたいなわかりやすい学科は進路先の選択という点で他の学科よりも悩みは少なそうです。

 一方で、音大だとかなり大変ではないでしょうか?

 昔、音大生の友人がいましたが、卒業してもピアノの先生では食べていけない、とよく愚痴ってました。

 その友人の部屋にはピアノ(グランドピアノ?)が置いてあったのをおぼえています。

 ピアノ科の学生がその後、その道で食べていけるかどうかは別にして、ピアノそのものは学生の数だけ売れるとするとそれなりの市場なのでしょう、高価なものですし。他の楽器についても同様です。

 ピアノをキーワードにどのような企業があるのか特許出願情報から調べました。

本サイトでは、たびたび特許情報から企業を取り上げています。
特許件数が多い≒企業競争力がある
だろうという考えに基づくものです。

 売上高、従業員数は就職四季報2018年版東洋経済新潮社より

 出願件数で見ると河合楽器がダントツでした。ピアノを主とした浜松の老舗楽器メーカーです。グランドピアノから玩具ピアノまで様々な内容の出願をしています。直近で売上高約692億円、従業真数1,335人。

<ピアノの技術>
 鍵盤楽器は様々な技術からなり、多くの特許が取られています。鍵盤を押した力がハンマー、弦へと伝わり、振動や共鳴となり聞く人の耳に伝わります。
 そこには部品の材質、重さ、形状や様々な機構があります。
 ヤマハのサイトにイメージできるものがありました(リンク)。

 次にヤマハ。こちらも浜松に本社を置く楽器メーカーです(ヤマハの社員が独立して河合楽器を設立)。ピアノに関する出願件数は河合楽器より少ないですが、売上高は河合楽器より1桁多く世界首位です。直近では売上高約4,354億円、従業員数2,441人。
 オートバイで有名なヤマハ発動機はヤマハから分離した企業です。
 ちなみに両社のロゴマークは微妙に違うと言われています。
 両社とも様々な登録商標がありますが、最近のものを比較するとちょっとだけ違います。わかりますか?
 

 コルグは電子ピアノ、シンセサイザーなどの電子楽器メーカーです。

 東洋ピアノ製造はこれも浜松に本社を置くピアノメーカーです。

 浜松が多いですね。そう言えば音大の友人も浜松出身でした。ヤマハの影響でしょうかね。

 ちなみにピアノは引っ越し業者にとってはやっかいなものです。学生の頃、引っ越しバイトをかなりやりましたが、ピアノと大理石にだけは手を触れてはいかん、と言われていました。

 

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