環境計量士(その3)

 先日の記事で大学院時代の先生との話を載せましたが、本サイトでたびたび取り上げている資格、“環境計量士(濃度関係)”についても話題になりましたので紹介します。

<過去記事>

環境計量士(その2)

環境系の資格

 その先生は私が学生の頃は助手で現在は教授です。当時、研究室では私の同期がM1でこの試験に受かり、それ以降、この資格のことは話題になっていました。

 現在、大学では資格取得を推奨していて、特に、環境計量士(濃度関係)が推奨資格になっているそうです。

 ただ、教員が学生に資格取得を奨めるだけでは説得力に欠けるので、自らも受験したそうです。

 この試験についておおまかに説明すると、

・受験資格なし

・試験科目は以下の通り
 1.環境関係法規及び化学に関する基礎知識
 2.化学分析概論及び濃度の計量
 3.計量関係法規
 4.計量管理概論

・受験者は毎年5000人前後(最近は減少傾向)で合格率は10数%(参考:経産省HP

以下、Q&Aで

Q.受かりました?(念のため)

A.もちろん合格。

Q.どの科目が難しかったですか?

A.難しかったのは法規。法規以外は8~9割解けたけど、法規でわかったのは5割くらいかな。

Q.条文の内容を忘れたということですか?

A.そう。暗記してもすぐ忘れる。法律は難しいね。

 この先生は東大卒。勉強はお得意なはずですが、“法規”という分野だけは別世界だったようです。

 後日、本屋に行き、環境計量士(濃度関係)試験に関する書籍を何冊か見ました。

 化学(計量含む)については図解付きでわかりやすく解説したものが多かったですが、法規は過去問に依存したもの(化学ほど力がこもった感じがしない)が多いというのが私の印象です。特に、理系の人にとっては(理系じゃなくても?)化学や分析技術に関する知識に比べると、習得することで得られる満足感や感動がかなり薄いのでは?と思いました。

  ただ、上記やりとりからわかるのは、法律の条文を隅々まで完璧に頭に叩きこまなくても合格できるということです。

 出題頻度などから優先度の高い部分を中心にやるのが良いかもしれません。

 条文などの記憶方法については、過去記事「難関資格:記憶の達人の記憶方法」を参照してください。

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