大学教員(研究者)になりやすい世代は?

 先日、研究室の後輩の結婚式に参加し、その時、仲人で参加していた研究室時代の先生に会いました。

 現在、研究室には学部生が6人いて、進学希望者も多いという話を聞きました。

 学生が修士課程までを考えているか、博士課程まで考えているのかはわかりませんが、この売り手市場の現在、学生が博士課程まで行く意味はあるのか?博士課程まで行った先に何か良いことがあるのか?話を聞きました。

 以下、Q&Aで

Q.最近、大学教員の枠ってありますか?(博士号取得者がポスドクでなく、きちんとどこかに在籍できる状況ですか?)

A.今は、特に国公立の大学は若手研究者(助教)が非常に少ないと思う。つまり、一般の就職と違って若手研修者が大学のポストに就きにくい状況にあると思う。

Q.それはどういうことですか?

A.助教のポストが空いているようにみえるが、もともと助教をやっていた人が准教授のポストに上がったというだけという状況のところが多いようだ。

Q.ただ、国内の人口分布を考えると、いつかは教員不足になるときがやってくるんじゃないですか?

A.それは多分、団塊世代が完全にリタイヤしたときだろう。あと2~3年でそうなるはず。

Q.その時に博士号を取った若手は大学のポストに就きやすいということですかね?

A.おそらく。今の学部生はタイミング的に良い世代かもしれない。

 生まれた時代の良し悪しってのはあるようです。

 これまで大学院進学(博士課程)に関する記事をいくつか書いてきましたが、世代による違いまでは触れてきませんでした。

 過去記事で2020年の人口についてデータを引用しましたが、団塊世代の山(表の70歳あたり)が研究職ポストの一つの峠になっていると言えそうですね。

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