返信メールの宛名の要否について

 授業の件で、私が学生に送ったメールに対する学生からの返信文を見て、気づいたことがあります。

 返信メールの文頭に宛名を書いてきた学生が一人もいませんでした。

 返信メールの1行目から回答文が始まる感じです。気の利いた学生だと、“メールありがとうございます”みたいな書き出しになっていますが。

 返信メールに宛名が必要かどうか?

 意外と謎です(上記学生からの返信に違和感があったのは、通常のビジネスメールの場合だと、返信文でも宛名で始まる場合が多いからですかね)。

 ビジネスマナー的にどうなのか調べた結果、絶対にこうだという決まりはないように感じましたが、慣行的にはというか、常識的にはというか、返信メールであっても宛名はあった方が良いかも、と感じました。

 学生にとっては、折り返しの返信メールだから誰宛なのか自明だと感じるかもしれません。それともラインのやりとりの感覚なのか。

 返信メールにわざわざ宛名を書く意味は何か?

 思いつくものを列挙してみます。

・返信と言えど、宛先間違い防止になる(忙しいときには、他の案件を間違って打ち込むこともあるかもしれません。宛名を書くひと手間で単純ミスの防止になるかもしれません)

・宛先CCの人がいる場合など、送り先が複数人の場合、誰に対してのメッセージなのかが明確になる(この場合、宛先がないと、受取人はメールを受け取っても誰かが対応するだろうと他人事になるでしょう。私がそうです)

・礼儀正しく見える(ビジネス的には結局これか?)

 仕事上でも返信文に宛名がないケースは多々ありますが、そういったものは、立場的に偉い相手や同等の相手からの返信メールの場合が多いような気がします。

 トータル的に見て

 宛名を書くメリット>宛名を書かないメリット

 ですので、宛名は書いた方がいいでしょうね。

 ただ、相手の名前を間違えないようにしましょう。私の場合、苗字の“緒方”を漢字変換を間違えて“尾形”と書かれて送ってこられると、やりとりが増えるにつれてイラっとしてきします(それを考えると宛名がないというメリットもそれなりにあり?)。

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