研究室の選択について

 就職の内定がGW頃に出る最近の状況の中で研究室における研究内容が就職活動に影響する場合はあまり多くないような気がしますが、大学によっては3年生から研究室の配属が決まるところもあります。ですので、必ずしも卒業研究が就職活動に影響しないとまでは言い切れません

 また、大学院進学を考えている人にとっては、選んだ研究室がその後の進路に大きく影響することもあります。

 私の場合は当初、生物化学に興味があったのですが、3年生の終わりの頃の研究室決めのときに、その分野の研究をやっている研究室が学科にないことに初めて気づきました(アホです)。

 また、研究室決めにあたっては、成績で学生を選ぶ研究室、じゃんけんで選ぶ研究室などいろいろあったのですが、学生数が多かったこともあり、研究室に入りたくても入れない学生も少なからずいました(そういった学生は卒業研究に相当する科目を選択せざるを得ない)。

 私の場合、まず大学内部の研究室の選考に落ち、次に外研(大学外部の研究機関)の選考に落ちました。途方に暮れ、ある研究室の助手の先生に相談しに行ったら他学部(薬学部)の研究室を紹介してもらうことになりました(薬学部は生物系のことをやっていたので)。

 ただ、私のようにあぶれてやってきた学生がもう1人いて、2人の受け入れは難しいということで、どちらか1人はその薬学部の研究室と関係がある外部の研究機関(国立公衆衛生院という機関のある部署)に行けということになりました。

 結局、そこが当時私の下宿していた住所に近かったので、私が行くことになりました。
 そして、その時の人間関係が現在も続いています。
 また、その研究機関の研究分野が“環境”だったことで、“環境”という領域の中で現在まで生きてきた感じです(その後の大学院、エンジニア、コンサル、現在の大学講師、弁理士として)。

 人間、積み重ねの中で生きているので、職場や職種が変わったとしても経験をリセットするような生き方まではなかなかできません。

 振り返ってみると、研究室を選択した時点その後の方向性が決まってしまったのかなと思います。

 研究室に関する情報収集は早いほど良いと思います。

 最近では1年生からインターンをやる学生もいるようですし、研究室に足を運んで、どのようなことをやっているのか聞いてみるといいでしょう。

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