転職すると給料は下がる?

 学生は、転職にネガティブなイメージを持つのでしょうか?

 昨日話した学生が、転職すると給料が下がるのでは?と聞いてきました。

 最初に就職した企業で定年までずっと働きたいのだと言っていました。

 働いた経験のない学生にとってはこれがまっとうな考えかもしれません。

 ただ、その企業体質に合う、合わない、の問題はあるかもしれませんし、実際に新卒者の3割は入社3年以内に離職するというデータもあります(厚生労働省データ:http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11650000-Shokugyouanteikyokuhakenyukiroudoutaisakubu/0000177659.pdf)。

 また、転職が決して暗い選択肢でないと考えることができるのなら、仕事で思いつめて不健康な精神状態に陥るリスクも少しは軽減できるかもしれません。

 転職で待遇が良くなった友人は結構います。2つ例を挙げます。

<友人1>

 本サイトにたびたび出てくる福岡県学生寮(県人寮)の同期の中に、国内証券会社から外資系証券会社に移って、その後も渡り鳥のように次々と別の証券会社に転職していったのがいます。最初の転職で年収は数千万円になったようです(成果型なので基本給は一般企業並み、稼いだときのボーナスがでかい)。稼ぐだけ稼いで30代のうちに仕事から足を洗い、今は年間の半分近く、キャンピングカーで全国を旅してまわるという現代版水戸黄門のような生活をしています。(この例は参考にはならないですかね)

<友人2>

 転職回数で言えば、これまた本サイトにたびたび出てくる薬剤師の友人が断トツかもしれません。

 研究員→研究員→研究員→メーカー→ドラッグストア→病院→病院→病院→病院(現在)

 この友人ですが、上記メーカーを辞めた後から薬剤師として働き始めました。

 その後も病院を転々としています(私立の病院はワンマン経営が多く、組織風土的にも人間関係的にもかなり面倒で辞めざるを得ない方向に持っていかされることもあるのだとか)。

 現在の病院には今年の2月から働いています。

 この友人ですが当初、転職してもほとんど給料が変わらない、と嘆いていました。

 それで今回は作戦を練り、私が考えた職務経歴書案でトライし、結果100万円くらい年収がアップしました(※)。何かおごってくれって感じです。

※ 作戦と言っても大したことではありません。それまでの友人の職務経歴書を見ると、大学研究員のときからの業務経験をだらだらと時系列であらわしたものだったので、これをポイントだけ抽出して「病院改革実績」、「薬剤部でのマネジメント業務」、「患者対応に関して他の薬剤師よりもやってきたこと」ってな感じの出来る男風の表現にしただけです。

 このように前職の働きが評価されれば転職で待遇は良くなる場合が多いと感じます。

 評価されなければ同程度か下がることもあるのでしょうね。

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