人まねはITに見抜かれるのか?

 最近ではエントリーシートの判定をAIに任せる企業も出てきました。

<参考>
 ソフトバンク、新卒採用にAI エントリーシートを採点(2017年5月29日朝日デジタル)

 このようにIT技術を採用に活用する企業は今後増えてくるのでしょうね。

 上記記事では、AIが「低い」と評価したものは人が改めて評価するので、AIだけで不合格となることはないとのことです。

 AIと言ってもまだまだ発展途上なので完全にお任せはできないのでしょう。

 ここでITに任せることの盲点をついたやり方が可能なのか考えてみました。

 例えば、“できるやつ”が書いたエントリーシートを見せてもらって丸写ししたら(あるいは、“できるやつ”に代筆してもらったら)少なくともエントリーシートに限っては合格判定がもらえるのではないかと思います。

 通常、人が見たら「丸写ししやがったなこいつ」とばれてしまうものでもITがそれを見抜けるかどうかは疑問です。

 企業の特許の中にはITによる人物評価、点数付けに関するものがいくつも存在します。

 例えば、以下のようなものがありました(特許 第6098600号)(上:図4 下:図9)。

 

 上表のような求職者情報からポイントとなる要素を数値化し、下のフロー図のように優劣を判別するというイメージです。

 

 採用の評価といっても評価パラメータは人が考えるものなので、人ができることをITに代替させているだけだと考えることもでき、人が見抜けないものをITが判断するというものではないようです。

 であるなら、定性的な情報を「0」と「1」の世界に置き換えて定量化する過程で消えていく要素が盲点になり得ると感じます。

 この話をある企業の人事採用担当者の人にしたら「そのやり方で一次通過するかもしれない」とのことでした。

 ただ、これはリスクを伴います。

 昔、読書感想文コンクールで既に表彰された他人の感想文を丸写しして提出した友人がいます。
 当然高い評価を受けてどんどん高いレベルの審査に上がっていくのですが、ある時点で盗作がばれて失格となりました。
 就活でばれたら採用はないでしょうね。

(今回は、IT化による盲点について考えたもので、ズルを推奨するものではありません。むしろその逆です。念のため)

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