ITと独立

 先日、学生時代の後輩と飲みました。

 その後輩は学年は3つ下(私が4年生のときの1年生)、彼も本サイトでたびたび出てくる福岡県人寮の寮生で、当時、部屋が私の2つ隣でした。

 彼は今、IT系のベンチャー企業を起こしていて、ときどき商標やビジネスアイデアの相談を受けています。また、自分でやる以外に他者の事業に出資もしているのだとか。

 「IT企業」という言葉がでてきたのは2000年頃ですかね。当時は何かバブリーなイメージでしたが、今はすっかり一つのビジネス分野として定着しています。

 IT技術を活かして企業を立ち上げる、という話は今もあちこちで耳にします。

 そうしたことを自ら実行する人はどういう経緯でそこまで至ったのでしょうか?

 先日、その後輩と飲んだ時にふとそう思ったので聞いてみました。

Q.何でITの道に進んだの?

A.当時、僕らの代はめちゃくちゃ就職が厳しい時期で、何か身につけないといけないと思いまして。ちょうど大学でパソコン関係の授業ができ、これだと思って自分で勉強もしました。

Q.そんなに就職が厳しかったのか?

A.ええ。学生寮の同期を見ても、苦労していた連中が多かったですよ。遊んでたツケってのもありますけど。

Q.おまえは就職うまくいったの?

A.バイトの時の人のつながりで大手に就職できました。

Q.バイトって何?

A.企業のパソコンにソフトをインストールしたりするバイトです。その時、時間厳守を徹底していつも作業開始時間よりかなり前に現場に行っていたら、企業の人に信頼してもらうことができました。この時の人脈が就職に活きました。

Q.入社後、職種的にはどんな感じだった?

A.営業ですね。必要なIT知識は仕事をしながら身につけていった感じです。会社の待遇は良かったのでいろいろチャレンジするくらいの貯金はできました。

Q.それでもよく起業するまでに至ったな。何か転機はあったの?

A.通っていたビジネススクールですかね。大前研一の。そこでできた人脈が結構大きかったと思っています。

Q.具体的には?

A.そこで知り合った人たちはみんな独立志向で、それぞれ事業を立ち上げていました。ただ、みんなスタートアップ段階なので、人手が足りなくて仲間同士で互いに事業を手伝ったり、人を紹介しあったりしていました。

Q.おおー。起業までのイメージが湧いてきた。ちなみにIT系で独立するのにIT知識は必須?

A.僕はそれなりに勉強しました。資格もいくつか持っています。

 今、この後輩は自社のサービス広げるべく、全国各地を走りまわっているところだそうです。

 毎日のようにお客さんと飲んでいるらしく、この日の酒はほどほどでお開きにしました(もともとは仕事の話がメインだったので)。

 今回はたまたま「IT」という分野でしたが、独立のキーファクターは人脈かな、と思います。

 この後輩は人脈を通じて仕事の動線をうまくつくっているなと感じました。

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