三国志の商標を持つ企業

  本日(14日)からUターンラッシュのようですね。

 私は学生の頃は、ほぼ毎年、夏休みには福岡の実家に帰省していましたが、最近は正月くらいしか戻りません。

 実家に戻ると飲むとき以外はかなり暇です。暇つぶしに子供の頃集めていた漫画を読もうとしてもほぼ処分されていますし。
 そんな中で横山光輝の三国志(全60巻)だけは廃棄を免れ、いまも本棚に並んでいます。
 私の小中学校の図書館にもありましたし、今も人気があるのでしょうか?(以前は三国志のシミュレーションゲームをやるために事前情報としてこれを読んでいた連中もいました)

 三国志にからめたビジネスはいろいろありそうです。

 “三国志”をキーワードに登録商標を調べてみました。
 出てきた企業は三国志をネタにビジネスをやっている、あるいはやろうとしているのだと考えることができます(以下、企業名は出願情報として記載されている商標登録出願人をそのまま記載)。
 特許情報からだけでなく、こうした商標情報からも企業、ビジネスを知ることができます。

 一番古いのが、バンダイの商標(第1692034号)。
 
 「家庭用テレビゲームおもちゃ」などについて1981年に出願されています。パソコン、ファミコンが流行る直前です。

 続いて、株式会社コーエーテクモゲームスが「電子計算機用プログラム」などについて取得しています(第2535359号)。1986年に出願されています。パソコン(当時、88や98と言われていたパソコンがメジャーでした)所有者が増えてきた時期です。コーエーと言えばシミュレーションゲームの三国志。私も学生の頃、友達のパソコンでさんざんやりました。

 このあたりから三国志をネタにした商標が続々と出てきます。

  
 上の商標は有限会社中野酒造が「日本酒」などについて取得しているものです(第3283997号)。

  
 これはNHKエンタープライズ(NHKの番組制作会社)が「清涼飲料」などについて取得しています(第4791527号)。
 該社HPを見るとライセンス事業をを行っているのがわかります。
 1980年代に人形劇三国志をやっていました。この作品に関し、ラインセンスするため、商標権を取得したのかもしれません。

 
 これは有限会社中日貿易公司が「肥料」について取得した商標(第5001804号)。

 
 これは株式会社瀬戸金型刃物工業が「刀を模した金属製置物」について取得した商標(第5101298号)。

 
 これは電気化学工業株式会社が「梱包用粘着テープ」などについて取得した商標(第5127624号)。
 現在、デンカ株式会社という名称に変更されています。合成ゴムや接着剤などの化学品メーカーです。登録商標に係る粘着テープはまさに該社に関わる商品ですね。直近データによると売上高3698億円、従業員数2974人です(就職四季報2018年版東洋経済新報社より)。

 私の場合、三国志というゲーム関係が頭に浮かびますが、こうして見るとゲームと関係ない業種の企業が結構ありますね。

 ゲーム関係は2011年以降にいきなり増えだしています。
 スマホゲームなどの影響でしょうか?
 歴史が新しい企業が多そうです。

      
 エイチエムシステムズ株式会社が「電子出版物の提供」などについて取得した商標(第5535825号)。

 
 株式会社コンテンツが「インターネットを通じてダウンロード可能な携帯電話機用ゲームプログラム」などについて取得した商標(第5608663号)。

 
  株式会社オルトプラスが「オンラインによるゲームの提供」などについて取得した商標(第5618443号)。

 
  コラムゲームズリミデッドが「インターネット又はコンピューターネットワークを通じた通信端末を利用したゲームの提供及びこれに関する情報の提供」などについて取得した商標(第5684468号)。

 
  上海遊族信息技術有限公司が「電子計算機用ゲームプログラム」などについて取得した商標(第5914128号)。

 この他にも三国志の登場人物をネタにした商標も多そうです(「孔明」という商標を発見)。

 ところで、劉備、曹操、孫権(孫堅、孫策)の誰が好きか、という議論をしたことがありませんか?
 昔は漫画の影響からか劉備派が多かった気がします。私もそうでしたし。
 ただ、今は曹操の方がいいかもしれません。年とともに好みが変わってくるものですね。

 

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