ダイヤの特許が多い企業

 前回、タイヤメーカーについて触れたので、今回はダイヤメーカーについて触れてみます(ただのシャレです)。

 天然のダイヤモンドは高価な宝石として売買されています(写真:ウィキペディアより)。
 

 一方、ダイヤモンドは人工的に作ることもできます。

 調べてみると合成ダイヤモンドは天然のものと品質が変わるものではない(むしろ工業的には品質が高い)らしいです(天然ものが勝っているのは希少価値という点だけかもしれません)。

 ダイヤモンドは鉛筆の芯と同じ炭素(元素:C)で構成されています(下図:ダイヤモンドの結晶構造 ウィキペディアより)。
 
 これが地中の高温・高圧状態で形成されたものなので、同じ環境を人工的に作ればダイヤモンドが合成できるということになります。

 用途としては、以下のような感じ。
 天然ダイヤモンド→宝飾
 人工ダイヤモンド→工業

 ダイヤモンドを合成する方法としては、地中環境のような高温高圧状態を機械によってつくりだしたり、炭素を含んだガスを化学的に析出させたりするものがあります。

 特許出願で調べてみると、かなり多くの企業がダイヤモンドの合成に関に関して出してしました(実際に製造しているのかどうか不明)。

 上グラフからもわかるとおり、業種は多岐にわたります。

 上グラフの企業でダイヤモンドを主力商品にしてそうな企業としてエレメントシックス(外資系)が挙げられます。

 ダイヤモンドカッターなどの工作機械のみならず、高い熱伝導率を活かして電子機器などに利用されていることがうかがえます(ダイヤモンドは宝飾用途よりも工業用途の方が多く利用されていると言われています)。

 合成ダイヤが宝飾市場に出回ったら大混乱するでしょう。
 職人が鑑定しているイメージですが、天然と合成を見分ける装置や刻印・認証するビジネスなんかがありそうですね。

 ちなみにダイヤモンドの合成方法に以下のようなものがありました(下図:特許3099539 図1)。

 

 図中のホッパー(4)にガラス状炭素粉末を入れ、高圧のヘリウムガス雰囲気下、レーザーで2000℃以上にし(10)、ダイヤモンドを合成するというものです(割と簡単?)。

 マイクロ波でダイヤモンドを作ることもできるようで、(出力や圧力などの問題はありますが)工夫すれば電子レンジを使ってダイヤモンドを作ることもできるかもしれませんね。

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