ベッドメーカー2社

 この時期、(私の場合は)ベッドで寝るよりも硬くてもいいので冷たい床に寝転んだ方が眠れます。暑がりなので。

 夏は適度な冷たさを保ってくれるベッドがあれば試してみたいです。

 人は人生の約3分の1を睡眠に費やすわけですからベッドの上で過ごす時間は自動車に乗っているよりも長いという人が多いと思います。

 ただ、ベッドという製品はマットレスを支える、などハイテク感はありません。

 こうしたベッド分野のビジネスは今後、どうなのでしょうか?

 “ベッド”と言うとパラマウントベッドフランスベッドが頭に浮かんできます。

 この2社について比較しながら見ていきたいと思います。

 売上などは以下の通りです。

  パラマウントベッド フランスベッド
売上高 740億円 490億円
従業員数 818人 1,361人

(就職四季報2018年版 東洋経済新報社)

 特許出願はどうでしょうか?

本サイトでは、たびたび特許情報から企業を取り上げています。
特許件数が多い≒企業競争力がある
だろうという考えに基づくものです。

 出願件数だと
パラマウントベッド  881件
フランスベッド    668件
です。

 パラマウントベッドの特許は医療向け、介護向けが多いです。
 

(特許第2634577号 ナース操作手段を有する床部起伏機構を備えたベッド 図1)

 

(特許第3329447号 脱臭装置を備えたベッド 図1)

 フランスベッドも介護関係のものが多いです。
 また、表面的に見ただけですが、取組んでいる技術の幅は広い感じがしました。採決注射台とか麻雀卓に関する特許もありました(麻雀卓は高齢者の老化防止やリハビリという観点から発案されているようです)。
 
(特許第3168249号 スプリング構体 図1)

 
(特許第4887101号 無呼吸検出装置 図1)

 今後、数十年は高齢者の割合は大きいままです。

 両社とも医療介護分野は外せない市場ということでしょう。

 寝たきりの人にとっての問題がいろいろあると言える現状において、そうした問題を解決する新製品を作っていく余地は大きい分野だと感じます。

LINEで送る