消防の特許が多い企業

 最近、水害のニュースが多いですが、今回は“火災”についてです。

 危険物取扱者の記事(「危険物取扱者という資格」)で本資格が消防に関わるものだと説明しました。

 火災というのは発生確率は低いですが、もし発生してしまうと甚大な被害に発展する場合も珍しくありません。

 江戸時代、放火犯は火あぶりの刑に処せられたという話も聞きます。

 予防から万が一火事が起きた場合まで、火災対策は重要です。

 そのため多くの企業で(というよりほぼ全ての企業で)何らかの対策をしているはずです。

 センサー消火器の設置は当然として火災保険に入っていない企業は少数派ではないでしょうか(火災保険は損害保険会社の主力商品です。多くの人が契約し、かつ、支払い件数は少ないため、損保にとっては自動車保険に比べて優良商品だと言えるでしょう)。

 火災に関連したビジネスが社会からなくなることはないでしょうね。

 “火災”、“火事”をキーワードにどのような企業が特許出願しているか調べてみました(“防災”といっても幅広いのでキーワードを変えれば出願件数も変わってきますし、別の企業も出てくる点に留意してください)。

本サイトでは、たびたび特許情報から企業を取り上げています。
特許件数が多い≒企業競争力がある
だろうという考えに基づくものです。

 

 この分野はホーチキ能美防災の2社が他を大きく引き離しています。

 ホーチキはその名の通り、火災報知器などを商品とする防災機器の大手メーカーです。
 近年の出願内容を見ると、単なる火災報知というだけでなく、監視システム、制御システムなどIT分野、特にIoTが活かせそうな感じがします。以前、安全管理産業に関する記事で紹介した警備業と目指している方向が近い気がします。
 従業員数1,245名、2016年度連結売上高は約720億円(就職四季報2018年度版 東洋経済新報社)です。

 能美防災も火災報知器や消火設備などを扱う防災機器の大手です。
 出願内容はシステム関連からスプリンクラまで建物全体に関わるものが多い印象を受けました。
 従業員数は1,409名、2016年度連結売上高は約1,000億円(就職四季報2018年度版 東洋経済新報社)です。

 その他の企業は出現件数上、大きく差がありますので割愛します。

 ところで火災の発生原因で1位は何だと思いますか?

 答えは

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 総務省データ(以下)によると、

https://www.fdma.go.jp/neuter/topics/houdou/h28/08/280819_houdou_2.pdf

 放火(放火の疑いを含む)です。

 昔から不景気になると放火が増えると言われています。

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