友人の乙4挑戦記(その1)

 家電量販店に勤務する友人がTOEICに初挑戦した話をこれまで何回かしてきましたが、今度は危険物取扱者試験乙種第4類に挑戦するそうです。

 “危険物取扱者”とはガソリンスタンドや化学工場など危険物を扱う施設に置かなければならない資格です。

 詳しくは過去記事参照
 

 その友人にとってこの試験を受ける意味は
・社内報奨金が2万円出ること
・従業員評価の加点要素とすること
です。

 従業員評価は各期(上期、下期)ごとに行うとのことですが、その採点というのが、まずは自己採点し、その後に上司が採点するというものらしいです。

 自己採点で気持ち高めにつけたとしても、上司にマイナス評価されてトータルで低い評価になることが多いとか。

 友人は国家資格をゲットしたという明確な事実があれば上司のマイナス評価を食い止める材料になると見ているようです(本当にそうなのか?)。

 昨日、参考書と問題集が一体になった書籍(1,500円)を買ったらしいです。

 乙種の試験内容は次の通りです。

危険物に関する法令 15問
基礎的な物理学及び基礎的な化学 10問
危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法 10問

 受験資格要件・・・特になし
 試験方法・・・五指択一方式
 試験手数料・・・3,400円
 合格基準・・・60%以上各科目

 問題数が少ないので取りこぼさないことが重要そうですね。

 友人はさっそく何問かやってみたようです。

 「TOEICよりもとっつきやすくてクイズ感覚でやれる」、「はっきり言って“家電アドバイザー”の方が難しい」、「1週間もあれば勉強が終わりそうだ」、などと大口を叩いていました。

 友人が住む福岡では前期申込みは終了したので、少し間が空き9月か10月の受験になりそうです(一方、東京だと地方に比べて受験回数が多い)。

 ちなみに火災に発展する場合、そこには“燃焼”という現象があるのですが、これは“可燃物”と“酸素”と“熱源”の3要素がそろって起こるものです。

 これを知っているだけで火災予防の視点で設備を見ることができます

 例えば、化学工場では可燃物を扱うのですが、可燃物タンクの中のガスを不燃ガスを充満させて酸素を断つという運用ができていれば燃焼は起こりません。

 また、可燃物が空気に触れる場面では点火源(熱源)として考えられる静電気を発生させないよう接地(電気を貯めないで地面にちらす対策)ができていれば火災リスクを小さくできます(実際に化学工場の爆発などの事故はこれらの3要素がそろったときに起きています)。

 危険物取扱試験でこうしたことが出題されるのかはわかりませんが、原理を知ることで(就職後やその後の人生で)消防に役立つことは多いのではないでしょうか。

 ただ、こんな暑い時期に火災の勉強をすると暑さ倍増な気分になりそうですが。

 続き:友人の乙4挑戦記(その2)

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