アイスの特許が多い企業

 東京では梅雨らしさがないまま梅雨明けかとも言われていますね。

 こうも暑いとすぐに冷たいもの(アイスとか)が恋しくなります。

 アイスですが、私が子供の頃は棒付きアイスのバリエーションが豊かだった気がします。

 2本の棒が付いていてパキンと2つに分けて食べることができるものとか、棒がガムになっていてアイスを食べ終わった後、ガムも楽しめるものとか。

 当たり付きアイスもいろいろあってホームランバーは当時からメジャーでしたが、それ以外に最大500円当たるアイスとかありました。

 アイスクリーム白書によると、アイスクリームは好きなデザート調査ではケーキやスナック菓子などを押しのけて1997年からずっと1位の座に君臨しているそうです。

 また、アイスクリームの市場規模は5000億円近くあります(下図:形態別販売金額の推移 日本アイスクリーム協会HPより)。全体額は年々上がっていますし意外とあなどれないです。

 以下の企業は多くの人が知っていると思います。

赤城乳業株式会社
井村屋株式会社
江崎グリコ株式会社
オハヨー乳業株式会社
協同乳業株式会社
クラシエフーズ株式会社
ハーゲンダッツジャパン株式会社
フタバ食品株式会社
丸永製菓株式会社
株式会社明治
森永製菓株式会社
森永乳業株式会社
株式会社ロッテアイス

 日本アイスクリーム協会の会員になっている企業です。

 私は丸永製菓のアイスが好きでよく買っています。夏より冬の方が食べているかもしれません。

 今回はアイスをキーワードにどのような企業があるのか特許出願情報から調べました。

本サイトでは、たびたび特許情報から企業を取り上げています。
特許件数が多い≒企業競争力がある
だろうという考えに基づくものです。

 単純にアイスを作っている企業だけでなく装置を作っている企業、甘味料を作っている企業などがでてきました(ただ、今は存在しない企業、理由はわからないですが特許出願を止めてしまった企業もあります)。

 ホシザキ電機株式会社は現在、「ホシザキ株式会社」という社名になっています。
 業務用冷蔵庫などの厨房機器メーカーです。牛丼屋や居酒屋でこの企業の冷蔵庫をかなりの頻度で目にします(ペンギンのロゴマークのやつです)。
 アイス関係ではアイスクリームの抽出装置の特許出願がありました(下図 特開2003-174846 図1)。ただ、最近はアイス関係の出願を行っていないようです。

 江崎グリコ森永製菓はともにアイスクリームそのものやアイスの製法に関する特許出願が見られました(例えば下図の“チョコレート被覆ソフトクリーム”特開2014-168410 図3)。
 

 特許出願的には競合しそうな両社、直近の企業データ比較は以下のような感じです(就職四季報2018年版 東洋経済新報社)。

  江崎グリコ 森永製菓
売上高(連結) 3,384億円 1,818億円
従業員数 1,705人 1,349人

 不二製油は油脂大手でホイップクリームやマーガリンなどの食品素材メーカーです。
 アイスにも油脂が使われることがあります。
 “アイスクリーム”ではなく、“アイスミルク”や“ラクトアイス”という表記になっている商品に気づいたことはないでしょうか。
 これらはアイスクリームに比べて乳固形分・乳脂肪分が少なく、代わりにパーム油やヤシ油をベースにした植物油脂が使われています(口どけや保形性などを良くするため)。
 特許出願からは消費者の食感を良くするための組成の工夫は開発要素の一つだろうとうかがえます。
 ちなみに直近の売上は2,875億円、従業員数666人です(就職四季報2018年版 東洋経済新報社)。

 三栄源エフ・エフ・アイは以前の記事「糖質オフの特許が多い企業」でも紹介した食品添加物メーカーです。

 (他の企業は省略)

 なお、アイスクリーム協会の資料に“都道府県庁所在都市別1世帯当り支出金額”(2016年)というデータがありました。
 どの都市が最もアイスクリームを食べているかというデータです。
 これによると
1.富山市   11,395円
2.さいたま市 11,008円
3.静岡市   10,568円
4.金沢市   10,522円
5.山形市   10,500円
となっています。

 東京都区は9,374円、千葉市は8,306円、最も少ないのが神戸市の7,023円。

 何がどう影響しているのかは全くわかりません。

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