トイレの特許が多い企業

 “うんこ漢字ドリル”が小学生に大人気ということですが(もう旬は過ぎた?)、昔、コロコロコミックの人気漫画だった“ロボッ太くん”とか“超人キンタマン”ではかなりの頻度でうんこが表現されていました。

 子供には根強い人気の“うんこ”を切り口にどのような企業がビジネスを行っているのか調べてみました。

 “うんこ”は“トイレ”でするもの

 ということで、この“トイレ”をキーワードにどのような企業が特許を保有しているか抽出しました。

本サイトでは、たびたび特許情報から企業を取り上げています。
特許件数が多い≒企業競争力がある
だろうという考えに基づくものです。

 TOTOは説明するまでもないですよね。売上高5,000億円を超える大企業です。様々な機能のトイレ装置について特許を有しています。(売上高5,678億円、従業員数4,540人)

 大王製紙は大手製紙会社です。トイレットペーパーやトイレットロールに関する特許を保有しています。(売上高4,740億円、従業員2,485人)

 アロン化成は合成樹脂(プラスチック)の加工メーカーです。特許はポータブルトイレに関するものが多く、便器の開発を行っているようです。

 LIXILは住宅機器設備の最大手です。トイレに関してはINAXを吸収合併しておりTOTOと競合し、トイレ装置に関する特許が多いです(特許件数が示すようにトイレ分野ではTOTOの方がシェア大)。(売上高8,937億円、従業員数16,512人)

 ユニ・チャームは以前の記事「動物とビジネス」でも紹介しましたが、特許も動物用トイレが多くでてきました。(売上高7,387億円、従業員数1,297人)

 パナソニックはトイレ装置に関する特許が多いです。(売上高7兆5537億円、従業員数54,875人)

 小林製薬は衛生雑貨に力を入れている製薬会社です。芳香剤関連の特許が多いです。(売上高1,372億円、従業員数1,169人)

 花王は大手化学メーカーです。特許を見るとペット用トイレが多いです。(売上高1兆4,717億円、従業員数7,482人)

 日本製紙クレシアはティッシュやトイレットペーパーを主力商品としています。やはりトイレットペーパーに関する特許が多いです。(売上高720億円、従業員数756人)

 岡田製作所は大阪のメーカーです。“臀部拭き取り装置”という名称の特許を複数持っており、ロボットがお尻を拭くというユニークな製品をHPで紹介しています。

※括弧()内の情報は就職四季報2018年版(東洋経済新報社)の直近データ

 今回、トイレをキーワードに調べてみましたが、この分野は介護問題や災害時の被災地問題とも密接に関わりがあり、かつ、技術的に解決されているとは言い難いです。

 化学、機械、電気、生物など様々なバックグランドが求められ、今後も取組み余地が大きい分野だと言えそうです。

LINEで送る