企業の倒産について

 うまく企業の内定が取れたとしても、企業が倒産しては元も子もありません。

 最近では旅行会社の“てるみくらぶ”が破産手続きしました。内定していた58人には採用希望企業が殺到したらしいですが、倒産リスクというのは就活生(さらには従業員)にとって最大の懸念事項でしょう。

 参考:てるみくらぶ内定者に企業殺到 58人に200社超 
   (朝日新聞:2017年4月7日)

 下の図は中小企業白書2011図3-1-11から拾ってきました。

 縦軸が何かわかるでしょうか?

 横軸は創設後経過年数です。
 

 10年後には70%、20年後には50%まで減衰しています。

 縦軸は企業の生存率をあらわします。

 この図は1980年から2009年にかけての企業データです。

 この時期にできて消えていった会社として、私は“ぷよぷよ”を作ったコンパイルが頭に浮かびます(大学生の頃、スーファミのソフトを持っていましたので)。ハドソンとかスクエア・エニックスの合併とかゲーム業界だけ見てもずっと同じ会社として続いているものは少ない気がします。

 大企業でも倒産リスクはあります。

 近年の大型倒産をグラフ化してみました。
 
 (情報源:ウィキペディア

 負債額数兆円レベルの倒産も見られます。

 この“兆円”という金額ですが、総資産だと日本のトップ100に入ってくるレベルです(参考:下グラフ)。
 
 (日本郵政は振り切れ:総資産額292兆円)

 まあ、これらの情報を知っているからといって何か対策がとれるものではないです(内定がとれた会社が倒産するかどうかは運ですよね)。

 ただ、企業生存率のグラフを見ると設立29年の企業は生存率がちょっとだけ高いです。倒産リスクを乗り越えてきたであろう歴史のある企業は歴史の浅い企業に比べて倒産しにくいと言えるかもしれませんね。

 それでも倒産リスクが心配でならない、というのであれば公務員になるしかないですね。

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 企業が倒産してしまった人には何の気休めにもならないでしょうが、転職について触れた記事のリンクを貼っておきます。

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