梅雨入りしましたが、6月というともう夏ですね。
サマーボディーを作ろうと頑張っている人も多いでしょうか(?)
薬剤師の友人は人生を通じて低糖質ダイエットを実施しています。
幼少期から大学期にかけて肥満体形だったらしく、リンゴダイエットから断食ダイエットまであらゆるダイエットを試したらしいです。
ダイエットの度にリバウンドを繰り返し“リバウンド王”を自称していましたが、努力のかいあってか今では体脂肪15%以内、体重60kg前半ながらベンチプレス最大140kgのボディーを手に入れたようです。
飽食の時代にあってダイエットは多くの人にとって課題になっていることでしょう。
そうしたダイエットに関連する企業を特許出願件数から探ってみました。
タニタは体重計などの計測器メーカーです。
ヘルシー食をふるまうタニタ食堂(社員食堂)はよくメディアでも取り上げられていました。
最近の出願ではケトン体(アセトンなどの総称)濃度を取得してリバウンドの傾向を判定する装置がありました。
呼気中のアセトン濃度を測定するのですが、ダイエットが順調に進んでいる状態というのは脂肪燃焼されている状態で呼気中のアセトン濃度は上昇、逆にリバウンドするとアセトン濃度が減少するという現象を利用しています。
東洋新薬は佐賀県鳥栖市に本部を置く健康食品と化粧品のメーカーです(2016年3月末の従業員は660名)。やはりリバウンド防止目的の健康食品関係の出願です。
松下電器(パナソニック)は運動装置、味の素は健康食品などの出願がありますがあまり最近ではありません。
ペプシコは低溶解度甘味料により味付けされたダイエット炭酸ソフトドリンクについて出願しています。
バイオテックジャパンは新潟の企業で乳酸菌を利用した商品を作っているようで、ダイエット小麦なる出願がありました。
オリザ油化は愛知県に本社を置く企業で食用油などのメーカーです。
その他飛ばして最後にファンケルですが、横浜市に本社を置く化粧品、健康食品メーカーです(2017年4月1日で従業員数1,009名)。最近、ダイエット用錠剤について何件か出願していました。
上記友人は結局、ダイエットに一番聞くのは炭水化物を減らすことだ、と言っていました。
日本人は米とか麺とかで炭水化物を取り過ぎだ、と警鐘を鳴らしています。