CSR

最近、企業の不祥事や環境問題などに注目されることが多い状況を鑑みると、就職活動の各場面でCSRについて問われる可能性があるかもしれません。少なくとも前回記事で触れたコンプライアンスとの違いくらいは知っておいた方がいいでしょう。

この言葉は

orporate(企業)

ocial(社会的)

esponsibility(責任)

の頭文字をとったものです。

企業の社会的責任です。

2000年代を若手社員として過ごしてきた私としては、この言葉もコンプライアンス同様にいつの間にか出現して浸透してきたかなと感じます。

グローバルに展開する企業ほど事業活動が世界中の人や地球環境などに影響を及ぼします。例えば、

材料の仕入れ先では強制労働を強いられている人たちがいるかもしれません

また製造工場から有害物質が垂れ流されれば地域住民への影響は大きいです

途上国では低賃金で長時間労働させられているかもしれません

欠陥のある製品は購入者の命に係わる問題になります

地球環境に配慮しない森林伐採や廃棄は生態系や地球環境にも影響を与えます

このように企業が利益だけを追求するのはよろしくないということで社会に与える影響に責任を持ち適切に行動しますというのがCSRのイメージです。

CSRに関する説明は経産省公表資料にもありましたのでリンクを貼っておきます(情報は古いですが)。

現在、様々な企業が自社ホームページでCSRについてコメントしています。自分が就職を希望する企業ぐらいはざっと見ておいた方がいいでしょう。

参考までにCSRをグーグル検索し、上位に出てきたものを(適当に言葉をチョイスしたものを)以下に紹介します。

オムロン

企業は各々の事業の特性から、果たすべき役割や影響度の度合いはさまざまであり、自社の責任や課題を見つけCSRを自分たちで創り上げていかなければならない・・・

ソフトバンクグループ

経営理念に「情報革命で人々を幸せに」を掲げ、これまで人類が解決できなかったような多くの課題に果敢に挑み、社会全体に貢献・・・

ブリヂストン

業界のグローバルリーダーとして未来に対する責任を進んで果たしていくために、イノベーションと先進技術を通じて、人々がより快適に移動し、生活し、働きそして楽しむ・・・

日立製作所

インフラ技術と革新的なIT技術を組み合わせて社会課題の解決に貢献する社会イノベーション事業の基盤として、すべてのステークホルダーとの双方向コミュニケーションを通じた社会課題の認識に努め・・・

ソニー

イノベーションと健全な事業活動を通じてサステナビリティ(持続可能性)の実現に貢献すること

ワコール

商品やサービスをお客さまに提供するだけでなく、環境への配慮、社会への積極的な貢献、そして法令遵守や人権尊重といった、「企業も社会を構成する一員」であることを・・・

東芝

1つめが、お客様、株主をはじめとするステークホルダーの皆様との信頼関係に基づいた企業経営・・・2つめが、コンプライアンスの徹底・・・

 

最後の東芝は不正会計問題で話題になっていますが、上記東芝の2文目の“コンプライアンスの徹底”という言葉にそれがあらわれています。

そして、この文章からコンプライアンスはCSRの一要素だということがわかります(下イメージ図)。

 

このように大手企業のほとんどのほとんどがCSRに関するページが設けられています。ページ数を使っている企業ほど、ちゃんとしているなー、と思う面、正直、長々とした説明や報告書を一体誰が真剣に見るのだろう、と感じることもあります(まじめな人は読むのでしょうね?)。

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