プレゼンテーション力をどうやって高めるか?(その2)

かなり前の記事「プレゼン力をどうやって高めるか?」の続きです。

私が学生の頃はプレゼンテーションという言葉が一般的でなかったのか、プレゼン力なんて全く意識していなかった気がします。友人ともプレゼンがどうのこうのという話をした記憶がありません。そうすると今の学生の多くがプレゼンテーション力を高めたいと思うのは当時と違う何かが要因となっているのかもしれません。

プレゼンテーションというとパワーポイントが頭に浮かんできます。私が学部生の頃はこんな気の利いたものはなかったです。昨年度はレポートをわざわざパワーポイントで作成して提出する学生も結構いました。ただ、色合いなどに凝り過ぎていたりとパワーポイントの機能に振り回されている感があるもの、ぎっしりとした文章で埋め尽くされワードと違いがなく何故パワポで出してきた?と思えるものなどもありました。

最近は企業によってはパワーポイント不要論もあるようですが、そうした議論は今回スルーします。

今回触れたいのは、パワーポイントなどのプレゼン資料の作り方やプレゼンの仕方に関しては世の中にお手本となる素材があふれているということです。

例えば、中央線や山手線ではビールなどの宣伝が扉の上あたりのモニターに流れています。駅間の走行時間で見る人がぐっとくるように作られています。金と知恵を結集してプロが作ったものです。プレゼンのお手本になるものが多いのではないでしょうか。

私が今日、電車の中で見た宣伝は、場面ごとに出てくる文字が離れた位置からでも見える大きさで、行数は1行から多くても3行でした。この程度であればさっと読めます。

これをお手本と考えるのならパワーポイント1ページあたりの使用行数もこの程度になるでしょう。

さらにその宣伝は画像と文字が交互にあらわれる形で展開していきました。モニターの画像を後からあらわれる文章が説明する、さらにその文章の意味を一歩進める内容の画像があらわれる、という展開です。Q&A的なテンポに自然と引き込まれます。

同じことはパワーポイントを使った発表にも言えるのかもしれません。パワーポイントに書いたことをわざわざ口頭でなぞる冗長なプレゼンではこうはいかないでしょう(見たらわかることをさらに耳からも聞かされると眠たくなってきますし)。

他にもいろいろ感じたことがありますが、私の目で見た感想に過ぎないのでここまでにしておきます。

通学時間などを利用してこうしたお手本を見つけてみてはどうでしょうか。1日一つでも参考になるものを見つけたら1か月後1年後にはそれなりの蓄積になります。

また上記は学生同士についても言えます。通常の試験と違ってプレゼンにこれが正解だというのはないのですから良いと思った友達のプレゼンはやはりお手本になります。パワーポイントに限らず、良いと思った部分はおおいにマネした方がいいと思います。レポートの書き写しと違って自分のものにしやすいのではないでしょうか。

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