記録は手書き?端末?どっちにすべきか

私の講義では教材は使わず余白のあるオリジナル配布物で済ませていました。そのためなのかノート持参者をほとんど見たことがありません(テストでノート持ち込み可にしていたのに)。もしかして普段もノートを使わない学生ばかりかも、と思わずにはいられません。

最近はパソコンなどの情報端末に直接入力(あるいは写真とか録音、録画)するという人もいるかもしれませんが、就職後のことも考えると多少苦労してでも手書きの方が良いのではないかと思います。

理由は以下の2つです。

★社内会議、電話応対、顧客との打ち合わせなど、手書きしなければならない場面が多いこと

確かに最近は打ち合わせにパソコン持参で入力する人も増えてきました。

しかし、そうした端末を常に持ち歩けるわけではありませんし、電源やバッテリーの問題、端末の破損や故障、ウイルスの感染など不安要素も多いです。

情報漏洩の観点から外部に社有パソコンの持ち出しを禁止している企業、自己所有のパソコンの使用を制限している企業も少なくはないはずです。

IT時代ではありますが、一方でいかに情報漏洩を防ぐかという時代でもあります。やはりノートやメモ帳が基本です。

 

★必要な情報を取捨選択し記入しなければならない場面がやってくること

若手社員は社内会議や顧客との打ち合わせで書記を命じられることが多いです。その後には記録した内容を元に議事録などを作成しなければならないでしょう。

ただ、こうした会議や打ち合わせの内容を全部記録するのは至難の業です。ポイントを中心に記録し、不要な会話を捨てなければなりません。

以前「文章力をどうやって高めるか?(その2)」でも指摘しましたが、文字そのものを書くことが苦手な学生が多いこと、講師の話すことのポイントを見極めることよりも配布物に設けられたわずかな空欄を埋めることだけに必死な様子、に不安をおぼえます。

 

ちなみに私は普段、ボールペンを使ってメモしています。

速く書ける疲れにくい(あと、消えないので記録として確実)という点がその理由です。ペン先の球体を転がして書くボールペンに対して鉛筆は芯と紙の積極的な摩擦が必要です。書いていくほど芯の先端部面積は大きくなり摩擦力が増えていき指が疲れます。また、次第に太くなっていく文字線は集中力を削ぎます(鉛筆の悪口っぽくなってきましたがあくまで個人的意見)。総合的に見て作業効率がかなり違ってくるような気がします。ボールペンだと誤字が消せないという問題がありますが、取消し線を引いて書き直せばいいだけです。

なお、私は弁理士試験の勉強をしていた時、月に2本ボールペンを消費していました。とにかく書くことが中心だったので、その時にボールペンの良さに気づきました。ただ、ボールペンといっても種類がいろいろあり、自分に合う合わないがありますので何が合っているのかは(鉛筆も含めて)結局その人次第ですかね。

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