解答力をどうやって高めるか?

試験答案を見て、ちょっと注意するだけで点数が全く違うのに、と毎回思うことがあります。今回はそれについて触れたいと思います。大学の試験、就職活動だけでなくこうした場面はこれからもいろいろあると思います(例えば資格試験もそうですね)。同じことを繰り返していては損です。

それは出題内容にきちんと対応した解答ができていないということです。

以前、次のような問題を出したことがありました。

これに対して結論を述べず理由だけを書いている答案がいくつかありました。おそらくすぐに結論がでてこなかったのでしょう。考えながら何となく書いていき、しまいには結論を出すことも忘れて、どっちつかずの終わり方になっているものもありました。ロジカルに説明できるかがポイントなので評価することができません。

こうしたミスを防ぐために問題文にしるしを付けておくことをおすすめします(下図)。

上図のようにしておけば、①まずは結論、②それから理由、と出題文に対応した解答作成を誤ることはありません。

もう一つ挙げておきます。

これもたずねていることに対応した解答が少なかったです。技術革新とは何かを説明した後に、「例えばIoTがある」と述べただけで何の説明もないものが非常に多かったです。また、「技術革新とはIoTのように・・・」といっきに解答を詰め込んだものもありました(間違いではないですが、出題文を踏まえると、分けて書いた方が心証が良いです)。

この場合もまずは次のようにしるしをつけて整理すると以下のようになります。

こうすることで上の3つの要素をより意識した解答につながります。後で解答漏れがないかチェックするのにも役立ちます。

出題文を読んだそばから何を問われているのか忘れる(または漏れがある、問われていることに正面から向き合わない)ということは私も学生の頃から何度もありました。正解できるのに点数につながらないというのは悔しいですよね。これを意識するようになったのは資格試験の勉強を始めてからです。地味ですが確実に効果はあります。マークシートの問題でも役立つでしょう。

昨年度の受講生の中には、これを実践するだけで1~2割点数が上がる人もいるのではないかと思っています(それだけもったいない状況の学生が多いです)。

何も難しいことはないのでやってみてください。

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