ネットで何を情報源にするか?

私が学生の頃と今の大きな違いは何といってもインターネットです。

まだ私の頃はインターネット黎明期でしたので就職活動のための情報はネットにあまりありませんでした。多くの学生が四季報や新聞などから情報を集めていたと記憶しています。

そういった意味で今は恵まれていると言えますし、一方で情報収集に熱心な学生とそうでない学生で大きな差がでやすいシビアな情報競争の時代だとも言えそうです。あまりにも情報に無頓着だと企業から、何でその程度のことも調べていないんだ、と思われるかもしれません。

ネットだけでどれだけの企業情報が得られるのか?

今、私が就職活動目前の学生になったら何を情報源にするか整理してみました(別に学生時代にもどらず企業に転職すると考えても同じですけど)。

<ウィキペディア>

すぐに情報が出てくる反面、信ぴょう性には問題があります。ざっくりとした企業の世間一般的なイメージだと理解する程度にはいいでしょう。ただ、それが本当に信頼できる情報なのかという問題がありますので、万が一、企業に何を情報源にしたか聞かれても「ウィキペディアで調べました」なんてことは口が裂けても言わないようにしなければなりません。

 

<企業ホームページ>

その企業に関して信頼できる情報源だと言えます。ホームページの中には企業の今後3~5年間の計画についてまとめた中期経営計画などのコアな情報が公開されていることもありますので、こうした資料も情報源にできます。

 

<有価証券報告書>

上場企業など一定の要件を満たす企業はこれを外部公開することになっています。企業ホームページ同様、信頼できる情報源だと言えます。企業概要から現在の業績、従業員数、平均給与などが載っており、完璧に理解できたら胸をはれるでしょう。金融庁の電子開示システムEDINETの検索ページから入手することができます(これは別記事で説明しようと思います)。ただし中小・ベンチャー企業は当然ながらこうした報告書がないところが多いです。

 

<就活用サイト>(掲示板、ブログ、その他)

業者が開設したサイトなど参考情報として使えそうなものもありそうです。ただ、信頼できそうなサイトも多いとはいえその企業とは関係でいえば、基本的に非公式な情報源に分類されます。信ぴょう性に関してはウィキペディアと同じように考えた方がいいでしょう。どの程度信頼するかは自分次第。まあ、それを言ったら当サイトも同様ですね(当サイトについても情報に間違いがないとは言い切れませんし、責任も負いかねますので、その点はご留意ください)。

 

<特許情報>

(特にメーカーを狙う場合)私ならこの情報を思いっきり活用します。新事業に関係する発明が毎年30万件以上、大企業から中小・ベンチャー企業まで特許出願されています(出願しない企業ももちろんあり、そうした企業には使えませんが)。独立行政法人工業所有権情報・研修館という組織が運用する特許情報プラットフォーム(J-PlatPat)というデータベースがあり、誰でも無料で閲覧できます。自分の興味があるキーワードから企業を検索できるので、うまくハマれば、自分がやりたいことをやっている企業を見つけることができます(理系文系関係なく活用余地が大きいので別途記事にしたいと思います)。「御社の特許情報を見て興味を持ちました」なんて言ったら面接官はびっくりするかもしれません(?)。

 

<その他>

その企業に関する組織編制、新製品、事件・事故などのニュース記事は過去のものも含めて要チェックですね。特に不祥事が発生した場合は企業体質など内部事情までメディアがどんどん暴いてくれるので、そうした記事はある程度参考になるかもしれません(?)。

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