ねらい目の職種は?

先日、薬剤師の友人と「このご時世だとどんな職種がねらい目か」という話になりました。医者とかパイロットとかは除外、普通に手が届く現実的なものの中でという話です。その友人の甥っ子が来年度から大学生になるらしく、将来の相談を受けたという流れでそんな話になりました。

その友人は絶対にナース(看護師)がおすすめだと言っていました。

給料がいい、仕事先がすぐに見つかる、4大を出ていたら出世が早いといったことを理由に挙げていました。大学を出た後に専門学校に入り直して少々足踏みをしても十分に元は取れるとのことです。

その友人は薬剤師として3つの病院を渡り歩いています。そこで見てきたことがこの考えのもとになっているようです。病院における(雰囲気的な)序列としては医者が頂点なのは当然として、次がナースで、その次が薬剤師だろうとのことでした(あくまでその友人の意見です)。ナースがへそを曲げたら病院が回っていかないので医師もナースには気を遣う場合が多いらしいです。

世間的に公開されているナースの平均給与は450万円くらいですが、その友人は、ナースによっては大企業の正社員と変わらないのでは、と言っています。基本給は大企業に比べると確かに劣るものの夜勤1回で3~5万円、20代の女性ナースでその友人よりも年収が高い子もいるとのことです。自治体や国が運営する病院に入れば公務員としても働く選択肢もあるし、高齢化社会ということもあってどの病院もナース不足で転職に苦労することはないと熱弁をふるっていました。ただ、仕事の大変さや待遇は病院によって割と差があるらしいですが。

ナース以外の職種としてMR(Medical Representatives)が話に挙がりました。製薬会社の営業的な仕事です。私が学生のころは薬学部の(別の)友人がしぶしぶこの職についていたのを記憶しています。薬剤師の資格は必要ありませんので文系でもなれます。当時はMRと言うと医者の接待というイメージがあり(最近はそのようなことはないらしいです)、敬遠する人が多かったです。友人は、「今やMRは人気職で誰もが就ける職種ではない、却下」と言っていました。

 

私が学生の頃、研究室の教授に就職の相談をしにいったとき、「おまえはMRのような営業的な仕事が向いているんじゃないか、そこでお客を作ることを学べば自分で事業を立ち上げることもできるかもしれないぞ」と紹介できる企業を提示されたことがあります。当時は社会を全く知りませんでしたので、理系を出たら技術職に就くものだと勝手に決めつけていました。視野が狭かったとわかるのは働き出して10年ぐらいたってからですかね。今はビジネスは人のつながりだと認識しています。そうした意味で顧客との接点である営業という職種は(ねらい目かどうかは別の話として)結局一番ニーズはあるのでしょう。

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