TOEIC

英語スキルを図るテストとしてすっかり定着したTOEIC。このテストを重視する企業は多いので点数が高いのにこしたことはないでしょう。

「上場企業における英語活用実態調査」報告書(2013年)(下記URL)によると、採用時にTOEICスコアを参考にしているという企業が27.6%参考にすることがあるという企業が41.7%あります(すなわち、合計して約7割の上場企業でTOEICスコアが何らかの形で就職に影響する可能性があるということになります)。

http://www.iibc-global.org/library/redirect_only/library/toeic_data/toeic/pdf/data/katsuyo_2013.pdf

また、こうした上場企業では英語使用の有無に関係なく、入社後もTOEICはつきまとってきます。入社してすぐに社内で新入社員は一斉に受けさせられる場合が多いでしょうし、一定点数以上あることが昇進条件になっている企業も少なくないです(例えば730点以上取っていなければ管理職にはなれない、とか)。そうした企業では形式的なものであってもTOEICは必須なのだとあきらめるしかありません。

私が新入社員だった頃は、何もやっていなければ450点ぐらいが平均値、730点とれば「できるやつ」という目で見られていました。

ただ、上記データを見ると最近の企業が学生に対して期待するレベルはかなり上がっているという印象です。時の流れを感じます。

ちなみに400点の実力の人が500点に到達するには200時間、700点に到達するには750時間必要だと言われています(下記URL)。

http://www.prolingua.co.jp/jjapanese/jjtoeic.html

TOEICはある一時点の英語能力を図るモノサシであり資格ではありませんが、転職にも効いてくる場合が多いですので、やっといて損はないでしょう。

私も企業勤務時代にTOEICの勉強をして最終的には800点まで上がりました。ただ、正直それでも英語ができるとはとても言えませんでしたし、洋画を見ても子供のセリフでさえちんぷんかんぷんです(TOEICの勉強では口語はいつまでたっても身につかないです)。しかし、なぜか社内では評価されていました(3社経験して3社とも)。このように多くの企業がTOEICを評価指標としています。高得点は転職を助けてくれる場合も多いでしょう。

英語力が求められるご時世ですが、英語は通常、仕事を遂行するためのコミュニケーションの手段に過ぎません。私の友人で英語ができないまま(TOEICは450点)外資系証券会社に転職し、多くの部下を従えてバリバリ仕事をしていたのがいます。利益を生み出すのに必要最低限の英単語さえわかっていればそれでいいのだと言っていました(その友人はあっという間に一生分の金を稼いで30代で仕事を辞めました)。こんなやつもいるのです。仕事の能力が第一です。

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